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施工事例

2022.01.18

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アルミフレームで敷地の広さを強調
樹木と合わせてかっこよく目隠し

  • 2021年施工
  • 札幌市近郊[北広島市]

ご新築の外構のご相談に来られたO様。外構からお庭まで全体でプランをお任せいただきました。ご要望はカーポート、物置、お庭の人工芝と目隠しという漠然としたものでした。ブラックに木目というツートンカラーの外壁は、ナチュラルモダンのデザインテイスト。モダンの中にナチュラルな要素も取り入れつつ、がっちりと囲いすぎないアルミフレームを敷地の端まで伸ばすことをご提案。フレームの間に樹木を配置して、柔らかく視線を遮っています。お客様も、思いもつかなかったプランと、最初は驚いていらっしゃいましたが、フレームによるファサード(正面)のデザインがどうしてもどうしてもやりたいと気に入っていただき、工事をお申込みいただきました。

アルミフレームを伸ばして敷地の広さを強調

今回は、アプローチをカーポート内に含むので、間口6.0m×奥行5.5mの広い間口のカーポートをご提案。カーポートの柱から敷地の端までアルミのフレームを延ばし、あいだに縦格子や斜めの格子で柔らかく目隠しをしました。アルミフレームの梁は、前後の位置や高さに細かく変化をつけています。フレームの色は、カーポートと合わせてブラックを基調とし、あいだの格子を建物の色調に合わせて木目としています。縦のラインだけでなく斜めの格子が可能なのがYKKのリレーリア。幅広いフレームの中で斜めの格子がアクセントになっています。

クラッシュガラスでさりげなくエントランス演出

カーポートに一番近いエントランス部分にはクラッシュガラス、EXALIVE ティンクルを柱で挟みこみました。

 

昼間でもガラスの亀裂に光が乱反射してキラキラと存在感を放ちます。独特のテクスチャーでエントランスをさりげなく強調しています。

 

アルミフレームと樹木で柔らかく目隠し

アルミフレームの間からのぞくように高木を配植しました。アルミフレームより少し樹木の葉っぱが飛び出る大きさのものを選定。シャープなアルミフレームと柔らかい形状の樹木を組み合わせることで、ファサードの空間の質が高まります。

 

芝生のエッジは曲線で柔らかく

人工芝のエッジ(縁)はお庭の内側から見て柔らかい曲線で描いています。室内からお庭を見ると柔らかい空間となります。樹木の足元には割栗石を置いて、立体感と自然的な空間を演出しています。

 

デザイナーコメント[森正光,岡崎頼子]
御見積を数社ご検討されていたO様。ファサードの提案を特に気に入っていただいてご用命いただき、プランナーとして嬉しい限りです。今回は斜めの格子をアクセントで取り入れてみました。打合せの中では、格子一本入れるか入れないか、パースを見比べながらプランを詰めさせていただきました。お庭の芝生の曲線ラインも柔らかい雰囲気になり、ねらいどおりに完成しました。フレームのご提案の際には、予算面で受け入れられるかいつも心配ではありますが、お客様にとってベストなご提案を心がけております。フレームの効果を充分にご理解、ご納得していただいたうえで、弊社をご用命くださり、大変ありがたく思います。
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